ブラック企業の定義が存在しないため、明確に否定することが困難ですが、フレアリンクは人材育成に携わる企業として、まず自らがホワイトな企業でありたいと考えています。
一方フレアリンクには、一瞬ブラックに見間違えるような制度やルールがいくつか存在します。誤解によって社長が労働基準監督署に連行されると悲しいので、採用希望の方は以下を確認のうえエントリーください。
Q. 「朝5時から夜10時まで働いても残業代が1円も出ない」ことがあるって本当ですか?
本当です。
フレアリンクでは、労働法が定める「3か月単位フレックス制度」を採用しています。この法制度では、労働時間は1日単位ではなく「3か月で約500時間」という総枠を越えない限りは残業となりません。
また、コアタイム無しのフレックスタイムであるため、お客様や会社に迷惑がかからないという前提が満たされるならば、朝の5時から夜の10時までの間、社員は自分が希望する時間帯に仕事をしたり、中抜けすることができます。
「3か月で約500時間」という総枠を越えることは許されませんが、絶好調な日は朝から晩まで働いても構いませんし、有給休暇を使うことなく終日休むことも可能です。
なお、この「3か月で約500時間」という労働時間の総量は、「週休2日、1日あたり7.5時間労働で残業無し」という企業における労働量とほぼ同じです。
Q. 土日に働いても休日出勤手当が出ないって本当ですか?
本当です。
フレアリンクでは、労働法の定めに従い「日曜日から土曜日までの7日間に、1日休むこと」を必須としていますが、お客様や会社に迷惑がかからないという前提が満たされるならば、それ以外の稼働日・休息日を特に従業員に指定・強制しません。
「3か月で約500時間」という総枠を越えることは許されませんが、全ての曜日に特段の扱いの違いはありませんので、土日に働いて平日に休んだりしても構いません。週6日労働することも、週3日労働とすることも可能です。
Q. 盆も正月も勤労感謝の日もないって本当ですか?
本当です。
労働管理を自由かつシンプルにするために、フレアリンクでは法の定めに従い、「祝日」という概念を採用していません。「日曜日から土曜日までの7日間に、1日以上休むこと」以外に特段ルールはなく、平日も土日も世の中で言う祝日も特別な違いはありません(「カレンダーどおり(ただし白黒印刷)」です)。
そのため、一般的な企業では「上長の休日出勤の申請や承認」が必要な土日や祝日の稼動も、申請不要です。正月やお盆などの「周囲のビジネスが止まっている時こそ、開発がはかどる」という方には、正月三が日に休まず仕事する自由もあります(もちろん、休む自由もあります)。
(参考)祝日は年間何日ありますか
Q. フレアリンクは入社して半年後に有給が付与されないって本当ですか?
本当です。
一般的な企業では、入社してから半年が経過したところで10日間の有給休暇が付与され、以後勤続年数が増えると付与有給も少しずつ増えていくことが一般的です(法定支給基準)。フレアリンクの場合、有休がなくても平日などに休みをとったりできるため、入社直後からフレキシブルな勤務が可能です。
(参考)有給休暇は取得できますか?
Q. フレアリンクでは、子供の病気や家の行事で有給を使う人がほとんどいないって、本当ですか?
本当です。
当社の場合、コアタイムなしのスーパーフレックス勤務なので、わざわざ有給休暇を使うまでもなく、平日だろうと休日だろうと、会社を休んだり半休したり、歯医者のため1時間だけ中抜けできるためです。
(参考)有給休暇は取得できますか?
Q. 「36協定」を労基署に提出していないって本当ですか?
本当です。
従業員に法定労働時間を越える労働(いわゆる残業や深夜労働)をさせる企業は、俗にいう「36協定」を提出しなければなりません。当社の場合、労働法が定める「3か月単位のフレックス労働時間制」を採用しているため、労働時間は1日単位(例:「朝9時から18時までの8時間」等)ではなく、「3か月間で約500時間」であるため、この総枠を越える労働を行う場合、36協定が必要となります。
当社の場合、「36協定を提出して、残業ができる余地」が生まれると、すぐ易きに流れる社長がダークサイドに落ちるので、あえて「36協定の提出」を行わないと同時に、従業員にその事実を周知していざというときは労基署にたれこむよう命じることで、残業禁止を社長に課しています。
なお、春の研修シーズンなどは1日の労働時間が長くなる傾向はありますが、前後の非ピーク月と平準化することで総枠を越えないようにしています。それでも総枠の超過や深夜労働が必要な場合、役員が稼動しています。
Q. 退職金がないって本当ですか?
本当です。
退職金は実質的に「給料の後払い」ですが、フレアリンクが潰れると支払われないため、毎月の給与に含めて先にお支払いすることとしています。
(参考)退職金はありますか
Q. 賞与がない(またはとても少ない)って本当ですか?
本当です。
賞与は「会社の業績などの理由によっては、合法的に払わなくていい報酬」ですので、社長がダークサイドに落ちて悪用できないよう、原則給与にて支給しています。
また、賞与が定められる場合も、第三者検証が可能な基準・数式によって報酬ルールが決定され、タイムスタンプ付きの電子署名で保存されるようにし、社長がダークサイドに落ちて悪意ある評価ができないようにしています。
Q. 降職・降格で給料が減ることがあるって本当ですか?
本当です。
普通の企業同様、職位や職種による手当が給与の一部を構成しているため、降職・降格すると給料は減ります。逆に、昇格すると給料は増えます。
具体的な金額は非公開ですが、参考までに2021年秋現在、年間収入が500万円を下回る社員は在籍していません(通常、求人サイト等に掲載ある年収は、毎日数時間の残業をした上での金額ですが、当社の場合、前述の通り「9時-5時残業無しで週休2日(+有給年20日)相当の労働時間」に対する年収です)。
ただ、フレアリンクはプロたちの集まりですし、人を見ることが生業の人たちなので、正直、周囲からの目は甘くはありません。技量が足りないことはもちろん、業務に対するいい加減な姿勢やプロフェッショナルとしての矜持に欠くような仕事ぶりは、嫌でも互いに気付いてしまうため、(口に出すかは別として)見逃すことはほとんどありません。
なお、社長の報酬は「全社員の平均給与額」で自動的に決まるので、従業員の給料が増えないと社長の給料も増えません。
Q. 研修登壇日は、集合30分前には現地着が強制されるって本当ですか?
本当です。
特にお客様先での研修の場合などは、交通の乱れなどが生じる可能性があるため、30分前に現地に到着することを必須としています。この30分前の到着と準備・待機は業務命令によりるものですので、労働時間に算定し、給与支払いの対象としています(30分以上早く到着することも自由ですが、労働時間算定はされません)。
Q. 同族経営って本当ですか?
本当です。
株式会社フレアリンクの株式は、そのほとんどを創業者である中山が保有しており、代表者も中山が務めますので、「株価対策」とか「敵対的買収」とか「株主総会対策」など気にせず、中長期的な視野にたった投資や迅速な経営判断を行うことができます。
否定的なイメージを持たれる方もいますが、Wikipediaにもあるように、トヨタ自動車、竹中工務店、サントリー、キャノンなども同族経営の企業として有名です。海外では、ヴィトン家のルイヴィトン、ウォルトン家のウォルマートなど、会社名=一族名なことも珍しくないようです。
Q. 新卒入社1年目は、居む場所も自由に選べないって本当ですか?
本当です。
いわゆる社会人経験がない方の採用(アソシエイト職位)の場合、急速なスキル成長と自己管理を短期間で体得していただくために、会社が準備する社宅に入居していただき、毎日定時に出社・退社していただきます(年季明けしてプロフェッショナル職位になると、リモートワーク&スーパーフレックスが原則となります)。
社宅は、日本橋オフィス徒歩圏内(東京都中央区日本橋・兜町・蛎殻町・茅場町・人形町・浜町など)とし、電車による通勤は禁止します。社宅費用(家賃・共益費)はその全額を会社が負担しますが、プロフェッショナル職位に対して給与設定は低めとなります(1日も早くプロフェッショナルとなれるよう、安心・集中して取り組んで頂くための施策であるため)。