フレアリンクは小さな会社ですので、大企業のような立派で体系的な組織はありません。また、後述のように「1名が1つの部署のみに所属する」という一般的な人員配置も行っていません。
しかし、業務の種類を区別し、把握しやすくするため、フレアリンクには7つの部署を設けています。
経営部門群
フレアリンクには、経営に係わる2つの役割を持つ部門が存在します。
- 管理部は、総務・経理・人事・法務・広報といった企業活動を支援する企業の基盤機能です。各専門技能を持つスタッフ職が担当します。
- 戦略部は、フレアリンクの事業戦略や特殊施策を試験実施するための機能です。代表取締役及び直属の熟練エスコート職により実施されます。
業務部門群
フレアリンクの主な業務を遂行するための部門は5つ存在します。
- 指導部は、当社のメインとなる部門で、研修実施やコンサル提供などを行う部門です。エスコート職の主な活動領域であり、プロジェクト型で活動を行うことが多く、必要に応じてアライアンスメンバーと連携して職務を遂行します。
- 開発部は、指導に関連する、または社内の業務システムの開発を行う部門です。いわゆる新規開発のほか、保守開発も担当します。当社のエスコート職は開発部業務を兼任することで、指導能力だけではなくエンジニア以上の技術力を身につけます。
- 出版部は、指導に関連する書籍・テキスト・動画などの教材を開発する部門です。いわゆる新規開発のほか、保守開発も担当します。当社のエスコート職は、出版部業務を兼任することで、登壇だけではなく文章による技術伝達能力を身につけます。
- 営業部(企画部)は、指導・システム・出版物に関するマーケティング・営業・提案・コンサルティングを行う部門です。物品販売業とは異なり、ソリューション提案が必要であることから、企画や提案には指導や教材に熟練したメンバーによる設計や見積もりが不可欠であり、熟練エスコートや顧客対応専門の営業職が連携して担当します。
- 運用部は、他の4つの業務部門の成果物の安定運用や、指導案件のマネジメント支援、お客様やユーザーとの連携窓口となる部門です。各方面との接点をもちつつ、幅広く柔軟に、かつ安定した活動が求められます。さまざまな業務を学ぶことができるため、新入社員は通常、運用部の業務からスタートします。
所属について
当社は規模も小さく、アジャイル開発手法「スクラム」で経営が運営されているため、階層・ツリー型の指揮命令という構造を持ちません。各メンバーは、機能横断的かつ自己組織的であることが求められ、1つの成果を出すために互いに連携することを互いに求め、互いに果たします。
そのため一般的な企業と異なり、フレアリンクにおける部署とは「縦割り的な指揮命令範囲」を意味せず、「業務領域範囲の区分」程度の意味しかありません。実際、フレアリンクのエスコート職は「指導」能力の他に、「開発」「執筆」「企画」のいずれかの能力を併せ持つことを目標とするため、複数の部門の業務を流動的に担当していただきます。
ただし、あまりに多くの分野の業務を担当すると各領域での熟練速度が低下するため、多くの場合、ご本人の職歴や経験、目指すキャリアにあわせて2部門業務の担当からスタートします。