概要
オンライン研修の操作や環境作り、快適に受講を進められるようにするために、通常の集合研修とは異なる工夫が必要となることがあります。ここでは、基本的なものをご紹介していきます。
大きめ・明確なリアクション ★★★★☆
集合研修の場合と異なり、オンライン環境では、講師が「受講者の方の表情・状況・雰囲気」などを得ることが制限され、状況に最適化して進行することが難しくなります。
各オンライン会議システムにある、挙手・チャットなどの機能を用いるなどして、通常より5割増しで明示的にリアクションを返すことで、講師は研修の進行をあなたにあわせてコントロールできるようになります。
不具合の報告 ★★★★★
オンライン研修において、回線不良やPC負荷・異常動作などの問題で、講義音声や映像に不明瞭な部分が出た場合は、すぐにマイクでの発言やチャット等で報告してください。
集合研修と違い、環境ごと個別でのトラブルも多く見られるため、周囲の受講者に問題が無くとも必ず報告してください。視聴できなかった部分の情報共有が、後のトラブルにもなりかねないので、全体の進行をスムーズにするご協力をお願いします。
発言の終わりを区切る ★★★★☆
オンライン研修での質問や、講師の指示、発表などで発言する際は、発言の終わりに「以上です」など区切りをつけると良いでしょう。
特にカメラが無い場合や、資料のみを見ている視聴者がいる場合など、相手が発言の終わりを待ってしまうことになるため、スムーズなやりとりを成立させるために行ってみてください。
音声が出ない・声が届かない ★★★★☆
講義の音声が出ていない・こちらの音声が講師や他の受講者に届いていないと感じたら、まずは状況を確認して講師(主催者)に連絡しましょう。状況に応じてWeb会議室のチャットや、外部連絡ツール(メール、SNS。チャットなどの社内連絡ツール)で状況を伝えてください。
また回線異常のメッセージが出ていない場合や、Wi-Fiなどの回線切断が見受けられない場合、スピーカーやマイクのレベルが低い・ミュートになっていないか。まずは設定を確認してみましょう。
家族や同居人が居る場合は事前に通達 ★★★☆☆
学習において周囲の環境を整えることは重要です。難しい場合もありますが、大きな音を控えてもらう、カメラの映り込みを注意してもらう、回線負荷のかかるダウンロードなどは別時間帯に回してもらうなど周囲の協力を仰ぐことで、より品質の高い受講環境をつくりあげることができます。
無理を言わないていどにお願いしてみましょう。